Siv3D May 2014 をリリースしました

Siv3D アップデート May 2014 をリリースしました。
March 2014 から 2 か月ぶりの更新です。

ダウンロードはこちら→ Play Siv3D! | Siv3D のダウンロード
更新内容一覧は Play Siv3D! | What's New で確認できます。

主な新機能を 6 つ紹介します。

角が丸い長方形 RoundRect


長方形と角の半径を指定し、角が丸い長方形を Polygon 型で作成します。

メッセージボックス


様々なスタイルのメッセージボックスと、押されたボタンの取得ができます。

マルチタッチ対応


マルチタッチをサポートする環境で、タッチされた座標と ID を取得できます。

AR マーカー


AR マーカーの作成と、カメラ画像からの AR マーカーの検出ができます。
OpenCV でカメラキャリブレーションを行い、結果を camera.xml という名前で実行ファイルと同じディレクトリに保存すれば、カメラからの三次元相対位置も取得できるようになります。

Wave のテンポ、ピッチ、サンプリングレート変更

Wave に対して、ピッチを変えずにテンポ変更、テンポを変えずにピッチ変更などの加工ができます。サンプル | テンポとピッチの変更

Mesh の中身を更新できる DynamicMesh 型

DynamicTexture の Mesh 版です。Mesh を作り直すことなくメッシュの頂点位置などを変更できます。

また

  • Surface Pro などのタブレット PC でタッチが判定されにくかった問題
  • Println() で連続した改行が出力できなかった問題
  • Line のあたり判定が一部正しくなかった問題

など、10 件のバグを修正しました。

サンプルは順次 Play Siv3D! に掲載します。